トルコ シャンリウルファからネムルット山へ 2001.08.25 - 2001.08.27

頭のある山

ネムルット山(ワン湖沿岸の同名の山とは別である)は、その山頂にある巨大な頭で有名である。その頭は昔は彫像の一部であったが、地震により頭の部分が落ち、体の部分は崩れてしまった。

頭のある山頂へは、駐車場から500メートル程上ったところにあり簡単に登れるが、2150メートルの山頂近くは風も強く、夏なのにかなり寒かった。ジャケット等を持参したほうが良い。

ネムルット山への交通手段は限られているため、車のない観光客は近くの町からのツアーで訪れる人が多い。ツアーが出ている町は、カータ、マラトヤ、シャンリウルファ、カッパドキアなどがある。私達はトルコを出発する日がどんどん近づいており、交通手段と残りの日数を考慮すると、唯一可能な都市であるシャンリウルファからの日帰りツアーで訪れた。Harran-Nemrut Tours (電話: 0542-761-3065)のツアーは午前7時半出発で、途中何箇所か観光名所を訪れてから、ネムルット山で夕日を見た後、午後11時頃シャンリウルファへ戻ってきた。一人35USドルである。また、水・食料等も持参すると良い。


アララット山

ネムルット山頂のゼウスの頭に立つウェスと私。後ろに見えるのは、人工的に作られた山頂の石の山である。

崩れ去った彫像の瓦礫の中に立つアポロとゼウスの頭。

シャンリウルファへの帰り道で、バスの運転手が寄ってくれたパン屋さんではおいしい焼きたてのパンとラマジャン(薄いパン生地のトルコ風ピザ)をごちそうしてくれた。

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