スペイン バレンシア 2000.12.27 - 2000.12.29

バレンシアでタパス

混んでいて汚れていて、スリにあちこちから狙われるバルセロナを抜け出し、バレンシアにやって来た。最初はバルセロナからマドリードまで直接行く予定だったが、地図を見ていてバルセロナから電車で約3時間半のバレンシアへ行き、バレンシアから3時間半弱のCuencaを経由してからマドリードに向かうことにした。(ちなみにクエンカからマドリードは2時間半。)

バレンシアの駅を降りたとたんに、空気が違う気がするくらい、きれいで落ち着いた町に思えた。クリスマス直後のせいか人通りは多いのだが、バルセロナと比べて安全そうなのが空気を伝わって分かる。宿もバルセロナより安くてきれいで居心地が良い。

腹時計を調整その1

バレンシアはオレンジで有名でしかもスペイン風炊き込みごはんパエリアの発祥地でもある。しかし、私達の食生活はあまり良くなかった。原因は腹時計の調節をしなかったからである。観光客の多いバルセロナでは、普通にお腹が空く時間にどこかしらレストランが開いていたので、困ることはなかった。しかしバレンシアに来てみて、お昼は12時位、夕飯は7時位と思っていると、レストランはどこも開いていないことに気が付いた。どうやらスペインのお昼の時間は2時以降、夕飯は9時近くに食べるようだ。

とはいってもお腹が空いてしまっているのはどうしようもないので、開いているお店を探して入るとたいていバーかカフェテリアで、カウンターに並んでいる、スペイン風居酒屋一品料理であるタパスをいくつか注文して食べることになる。

スペイン語が分からない私たちには、メニューを読んでも分からない事が多いので、既に調理してある料理から好きなものを指差して頼むのはとても助かる。揚げたじゃがいも、いかやたこの料理、野菜の煮物、スペイン風オムレツが私のお気に入りである。

しかし、毎日昼も夜もタパスではさすがに飽きてくるので、スペインに来る前に数時間腹時計を遅らせることをお勧めする。


バレンシア

Museo Nacional de Cerámica の建物はとてもきれい。町の中で一番きれいな建物かもしれない。

バレンシア駅もカラフルできれいな建物だ。バルセロナと大違い。

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