ポルトガル リスボン 2001.01.04 - 2001.01.06

栄光の面影

マドリードからの夜行列車は、スペイン時間で9時過ぎ、ポルトガル時間で8時過ぎ位にリスボンに到着した。地下鉄はこの駅まで来ていないのでどうやって街まで出たら良いのかなと思っていると、宿の斡旋をする人々が何人か駅に来ていて、街中までの交通手段は問題なく確保できた。しかし、宿を見てみると確かに安いがあまり泊まりたいとは思えなかったので、ガイドブックを頼りに別の宿を探すことにした。

リスボンの町を歩いていると、ポルトガルが繁栄の真っ盛りの時に訪れていたらどんなに美しい街だったのだろうかと思わずにはいられない。建物の外装がすべてタイル模様で飾られているが、今はほとんど廃墟と化しており新しく味気のないコンクリートの建物に建て替えられるのを待っている建物をいくつも目にした。風情があると言えるかもしれない所が多くあるが、それは言い換えれば落ちぶれたとも言えてしまう。

しかし、人々の暖かさには毎日何度も感激することになった。比較的冷たいスペイン人の対応に慣れた私たちにとって、この人々の優しさは意外な贈り物だ。


リスボン

リスボンの町並み。

ジェロニモ修道院。リスボンで一番の見所とガイドブックにあったが、確かにそうだった。大聖堂や修道院の中にははとてもきれい。

Praça do Município。白黒模様の歩道は町のあちこちで見かけられる。とても労力を必要とするなと感心した。

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