キルギス共和国 ビシュケク 2002.08.06 - 08.10

公園都市

ビシュケクの第一印象は、なんと緑の多い町だろうという事だった。街中に街路樹が植えてあるだけでなく、あちこちに緑豊かな公園があった。そして公園には色とりどりの花が咲き、私達の目を楽しませてくれた。また、評判の悪いソ連式の建物も、古いソ連製の車も、今まで見慣れた中国式とはまったく違うスタイルなので、私の目にはチャーミングに映った。10ヶ月アジアを旅行した後の私達にとってビシュケクは、ヨーロッパの雰囲気をかもし出していた。

キルギス共和国には、キルギス人の他に、ロシア人、ウズベク人、タタール人、ドイツ人、朝鮮人が住んでいる。中央アジア系の人々には、なんとなく東アジア的な人もいるし、または、少しヨーロッパ系の血が混ざっているような人もいる。ロシア人の中には、金髪の人から赤毛の人、黒い髪の人までいろいろいて、町を歩いている人を見ても、どの人が観光客なのか区別がつかないのが面白い。中国ではどこへ行っても白人系外国人はすぐに見分けがつき、他のアジア系観光客もたいてい地元の人とは格好が違うのですぐに分かった。旅行に出てから初めて、ウェスと私が両方地元の人と区別がつかない場所に出会えた。

食べ物がおいしいのも意外な喜びであった。3ヵ月半も油っこい中華炒めを食べ続けた私達にとって、スーパーではチーズやパンやワインを買え、レストランではさっぱりしたヨーロッパ風の料理が食べられるビシュケクはまさに楽園であった。食べ物の他にも、キルギス共和国ないには、トレッキングが出来る山々がたくさんある。ビシュケク町内からも万年雪をかぶったアラ・トー山脈が見える。おいしい食べ物とすばらしい自然の国とくれば、私達にとっては大のお気に入りの国となることは間違えない。ビシュケクの後に訪れた、カラコク周辺の山々を訪れた時点で、将来上海に住む事になったら、キルギス共和国に夏休みで訪れようと決めてしまった程である。

ウルムチとビシュケク間は、キルギス航空と新彊航空の2社が運行している。50ドル安いキルギス航空で飛ぶ事にしたのだが、飛行機というよりはバスという感じで、安全性がかなり気になるフライトであった。頭上の荷物を入れるスペースにはドアがなく、座席は前に倒れる。離陸と着陸時にはシートベルトを締めていなくても、手荷物を膝に載せていても何の注意もされない。
アラ・トー広場にある噴水は、近所の子供の水浴びの場所となっている。
町のいたるところに緑のオアシスがある。時には屋外のカフェや噴水があり、人々が一息つくには最適の場所である。

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