フランス プロバンス地方シャストイ(Chasteuil) 2001.07.06 - 2001.07.13

理想の休暇その2

肉体的にも精神的にも旅行するのが辛くなって来た時、誰からともなくシャストイの事が話題になった。「あと○ヶ月でシャストイに行けるね。だから、がんばろう。」私達の大好きなプロバンス地方に是非また戻りたくて、去年のうちにラベンダーの咲き乱れる7月初旬にプロバンス地方へ来れるように予約を入れてあったのだ。まず、1週間をニースから車で約2時間半北に行ったシャストイで過ごし、その後シャストイから車で約3時間西、マルセーユから車で約1時間半北にある、Vaucluse地方の田舎で1週間過ごす予定である。

シャストイ村の紹介は、去年の秋のページでしたのでそちらの文章をまた借りてくる。

「山の中腹にひっそりとたたずむ小さな村、見渡す限りの青空と紅葉が日に日に進む山々、陽気でとても親切なB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)のオーナー、野生のタイムとラベンダーに覆われる登山路、毎朝挨拶に来て隙をみては部屋に入り込む人見知りをしない村の猫たち、夜は空が星の重さで落っこちてくるのではないかと思ってしまう程の満天の星空。

私たちにとってこれこそが理想郷と思える村がこのChasteuilだ。村の人口はたったの25人で、村人の多くがパリの喧騒を逃れてきた若い住民である。羊飼いのおじいさん、自家製の蜂蜜を採集して売っている人、石細工や木の彫刻を作成する芸術家、そして私達のホストであるB&Bオーナー夫妻等が村に住んでいる。」

村の様子は去年紹介した文章そのままで、唯一の変化は日に日に進む紅葉の代わりに、高山植物の花の数々が私達を迎えてくれたことだ。

去年は4日間寝るのも惜しんで、シャストイB&Bのホームページを作成した。今回は彼らのホームページのバージョンアップを1週間かけて終わらせた。新しくナンシーの手作り石鹸のページ、ゲスト・コメント、フォト・ギャラリーを追加して、また全体的にページのナビゲーションをしやすく変更した。結果的には、私達全員が何度もほれぼれと見てしまうすばらしいホームページになったと思う。特にナンシーと私が数時間かけて撮影した、手作り石鹸と材料の花やハーブの写真の数々は、見るたびに微笑まずにいられない。まるでプロの作品のようだ。その結果をぜひ見に来てね。

http://www.gitedechasteuil.com/english.htm

2000年にシャストイを訪れた時のページはこちらへ。

2002年にシャストイを訪れた時のページはこちらへ。


Chasteuil
古い学校の建物をパスカルが少しづつ改築して今のB&Bの建物になった。あと残すところは、ナンシーとパスカルの住居部分(写真奥の白い壁の所)。

B&Bの周りには花で覆われている。これは鳥が水浴びにくる場所。
Cadieres de Brandisのてっぺんは崖で、高所恐怖症の私は足が震えたが、こんな所でも岩の割れ目から野生のラベンダーが元気に育っていた。
ホームページのお礼にと、ナンシーとパスカルがシャストイから車で約1時間の所にある、4つ星シェフのレストラン(La Bastide de Moustiers、電話:04-9270-4747)でご馳走してくれた。3時間のランチの後は、敷地の一部でブールをして遊んだ。
B&B近くの花の数々

山を歩いていると見渡す限りの野生のラベンダーが群生している。

シャストイの近くにはひまわりの畑やラベンダーの畑もあった。

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